2010年05月28日
うちなー魂
かつて豊臣秀吉が海外制覇と言う野望で、朝鮮出兵を企てました。
その際、薩摩を使い、琉球に対して、兵糧を出すようにと要求してきました。
当時、琉球は中国を初め多くの東南アジアの国々と友好的に交易し、経済、文化
学問等繁栄していました。
大河ドラマの『琉球の風』にも登場する、謝名親方(謝名 利山)と言う沖縄の偉人
がいました。彼は中国で学問を修め、政治経済にも精通していて、琉球に帰国してから
は、王朝の仕官として、琉球王朝の政治経済等に君臨していました。
彼は豊臣秀吉の要求に対して、『親兄弟のように親しくしている隣国を攻める
と言って突然大和人が来て,手を貸すことなどできるものか』と拒否した。後に、彼は
薩摩で斬首されましたが、まさしく、命を懸けて、沖縄魂でもって、間違った権力に
立ち向かった人物でした。
今、沖縄は普天間基地問題で右往左往させられ、近隣国に対する『抑止力』と
言う大義で、捨て石にされ、相変わらず基地が存続させられようとしています。
かつての復帰運動がそうであったように、今を時代の変換期にしなくてはいけない
と思います。
誰かに操られているのかのような、いい加減な政治家(総理)ではなく、謝名親方
の様な、うちなー魂のある政治家の登場を待望している。
Posted by 栄ちゃん先生 at 17:01│Comments(0)